2023.10.08

「駿府の杜クリニック」様にて終活講演させていただきました

みなさん、こんにちは。
終活相談室の石川です(^^)/

先日、「駿府の杜クリニック」様にて終活講演を行いました。
40名ほどの方が参加してくださり、定番の〇✕クイズをはじめ、私自身とても有意義な時間を過ごすことができました。
お呼びいただき、ありがとうございました。

さて、ここで皆さんに質問です。
終活を始めるにあたって一番大切なことはなんだと思いますか?
 私は、「楽しく終活をすること」がいちばん大切なことだと思っています。

テレビでも「終活」って言葉はよく聞くし、ちょっと始めてみようかなと思っていても、実際何を始めたらいいかわかないなんて方も多いと思うんです。
意気込んで取り組むと、最初はよくても続かなくなってしまいますし、やっぱりもう少し後からでいいや。と大体の方は嫌になってしまうんですね。
なので、決して気負わず、楽しく進めていっていただきたいな、と思っています。

まず、終活をスタートするにあたって、一番初めは「自分を見つめる」ことです。
見つめるといっても、見つめなおす必要はありません。
自分の今までの軌跡を思い出してほしいのです。
小さいころ、小学校時代の思い出であったり、思い出の場所もその1つです。
その時に活用するのに役に立つのが、エンディングノートです。
これまでの自分の過去を振り返り、現在の自分の状況を把握して、将来、どう過ごしていきたいかを考えて、これをまとめて書き込むノートなんです。
「未来ノート」と考えるひともいますね。
・・・「エンディングノート」と聞くと終わりに向かっていくイメージに捉われる方も多いと思いますが、『将来、どうしていきたいのか?』と考えると、視点が変わるというか、ポジティブで夢と希望が感じられますよね。

終活の定義とは、「人生の終焉を考えることを通じて、自分を見つめ、今をより良く、自分らしく生きる活動」です。

エンディングノートに何を書くか、何から書くか。
内容や順番には決まりがないので、
まずは、自分の自己紹介のページから書いてみると楽しいと思います。

また、これから食べてみたいもの、行ってみたい場所などを書くと過去の自分を振り返ることでき、自分のこれまでを時系列で思い返して、記してみると楽しいですよね。
その時々の思い出や、印象に残っているエピソード、よく聞いていた音楽や、夢中になって取り組んでいたこと、それから、お世話になった方など、具体的に書いてみましょう。
そうやって過去をたどっていくと、もう一度、やってみたいこととか、会いたい人とかわかってきますね。
そして、それを整理したら、実際、会いたいと思う人に会いに行くこと。

これも終活の1つなんですね。

終活は、決して重苦しいものだけではありません。
財産やお墓のことも勿論大切なことではありますが、何から始めるか。

自分ができること、まずは終活を始める「きっかけ」を作るところから始めてみましょう(^^)